職場リポート54
日本通運株式会社

物流の効率化にトータルで貢献していきます。




大西管理課長

弘田保健指導員
【会社概要】
社名日本通運株式会社
設立昭和12年10月1日
所在地東京都港区新橋1丁目9番3号
高知支店高知市竹島町字南三郎兵衛西ノ丸37番地7
従業員約38,000人
事業内容 自動車輸送、鉄道利用輸送、海上輸送、
船舶利用輸送、利用航空輸送、倉庫、旅行、
通関、重量品・プラントの輸送・建設、特殊輸送、
情報処理・解析などの物流事業全般及び関連事業

 日本通運は、1937年10月1日「日本通運株式会社法」に基づくいわゆる国 策会社として発足しました。その母体は鉄道輸送の発着両端の輸送を行う小運送 業者間を取りまとめる国際通運株式会社。これに同業種6社の資産ならびに政府そ の他の出資を得て創立されたものです。

 その後第二次大戦の時局の進展にともない、輸送の総合的運営の必要に迫られ た政府の方針により、1942年全国主要都市の運送業者を合併し、現在の当社 の原形が形づくられました。さらに戦後、1950年における「通運事業法」の施行 と共に商法上の一般商事会社として再出発。以来、日本経済の復興発展と軌を一に して事業の拡大・発展に努め、物流の効率化・グローバル化を進めています。

社員の健康づくり

 高知支店の従業員は、5ヵ所で約280名です。健康診断は、法定検診と社内で規定された人間ドックなどの 法定外検診を行っています。定期健康診断は毎年10月に実施し、3日間をかけて 全従業員が受診します。また、深夜や長距離業務に従事している従業員を対象に 特定業務検診を実施しています。

 仕事の性格上、従業員の健康管理が重要ですので、日頃から指導徹底しています。

保健指導員による安全衛生・健康管理の指導

 日本通運では、各職場において保健指導員(有資格者)を配置しています。高 知支店も1名の保健指導員がおり、県内の事業所を周り、保健指導をすると共に、 従業員との対話を通し、健康状態の把握をし、食事などの日常的な指導まで行っ ています。

 また、各課から選ばれた15名の委員による「安全衛生委員会」を毎月開催して います。

 今年の初めには、総合保健協会より、産業医に来ていただき講演を行ってもら いました。安全衛生委員会では社内の分煙対策などを話し合うなど、その時期に あった課題について議論し、共通の目標である「安全第一とする職場づくり」に 取り組んでいます。

全社的な健康づくり行事の実施

健康の保持・増進と保健衛生意識高揚のために、全社的な取り組みとして3つ の事を行っています。

@食生活改善運動/BMI(肥満度指数)が25以上の従業員を中心に、「食生活を改 善」することにより、1ヵ月1s、3ヵ月で3sを目安として、無理なく体重を 減量する運動(8月〜10月)を展開しています。

Aウォークラリー/「1日1万歩」、「2カ月で61万歩」を目標に、実際に毎日歩 いた歩数を専用のマップに記入し、ゴールを目指す「ウォークラリーの運動」(5 月〜6月)を展開しています。この行事は従業員の家族も参加してもらうなど、 達成率を高めるようにしています。

B風邪に負けない運動/風耶の流行する時期(12月〜2月)に行っています。風邪 を予防するには、衛生面と栄養面、そして運動と休養が重要です。風邪を引く と車の運転に弊害が出ますので、従業員に注意を喚起しています。

 各々の従業員が充実した仕事をするためには、健康が必要最低条件です。今後 とも、健康維持管理の徹底に努めていきます。




No.61 目次
表紙
ズームアップ・気になる数値解説『糖尿病が疑われる人』
自分の身体を見直そう!!
職場レポート54『日本通運株式会社』
健康づくり施設訪問『ホテル松葉川温泉』
保健協会だより
ご存知ですか? メタポリックシンドローム